文學 國文 小說
伊勢物語註繪入
函架番号:202-318
<新板>伊勢物語<註繪>入
(題簽)
2卷
和 大 2册
[江戸前期]刊(京 中村五兵衛) (圖)[嵯峨本]系
[紅葉山文庫]舊藏
淡縹色表紙,押し八双あり(26.5×19.0cm),中央に双辺二層「<(黒魚尾間)新/板>・伊勢物語<註/絵>入<上(下)>(行書)」刷題簽を貼布,綫外下方打付に「共二」と書す,右肩に貼紙し各「廊」と,第1冊のみ右端中央に同じく「九十番」と朱書す,中央に太政官文庫蔵書票を添付,小口書「(毎字改行)伊勢物語上(下)」,袋綴,五針眼訂,前副葉,楮紙
首葉後半首より巻首,行前(行間)に「一段(墨囲隅切)」等と,段数を標し本文,和歌上下句及び毎段改行,間〻濁点句圏を附し,行間附注(小字),和歌上下句2行低2格(間〻集付あり),毎段挿図(半張,単辺),【第1冊】上,【第2冊】下
無辺(字面約17.6×12.2cm)無界,毎半張8至12行,平仮名漢字交り,柱題「いせ上(下)[ ]○幾」
下巻末張(図)後半の首より,「伊勢物語新刋世酷多矣然京極黃門一本/之奥書云此物語之根源古人之説々不同<云云>/而今以天福年所被与孫女本正之猶恐有/字畫之差互聊加訂挍又圖巻中之趣而/分為上下蓋為令好事童蒙悦目也於/戲<予>老懶衰惰而不辨烏焉豈無紕繆/博洽君子改匡焉幸甚//(低8格)<寺町二條下町>/中村五兵衛」記あり