史部政書類
故唐律疏議
函架番号:402・14
故唐律疏議
[30]卷
附釋文
附纂例[12]卷
存卷1至6 纂例(名例)1卷
唐 半 4册
唐長孫無忌等奉敕撰 (附)元王元亮撰
[元至順3年]刊(崇化余志安勤有堂) 至正11年[修]
[明]吳岫 佐伯藩主毛利高標 紅葉山文庫 大學校舊藏
後補淡茶色表紙(23.4×15.1cm),毎冊左肩に双辺刷枠題簽を貼布し「故唐律疏議[ ]麟(鳳、亀、龍)」と書す,首冊のみ右下に内閣文庫鉛印蔵書票を貼布して「 /<[書]・一五〇一八[號]/全四>」と書し,番号を朱滅して「史二百十四」と改む,第3冊後表紙見返しに小簽を貼布し「来歴志本 <前編>」と書す,第4冊前表紙打付に不明墨書,重ねて小簽を貼布し別筆にて「史/二百十四番」と書す,同じく右下綫外に又別筆にて「<共四本>」と書す,前副葉,裏打修補
【第1冊】「唐律釋文序」「(中略)故/此山貰冶子治經之暇得覽金科遂爲釋文以辯其義/此蓋有志於民者也又見不自誣舉仕仍爲叙引聯誌/歲時云爾」
釈文序末に行を接して,8格を低し,本文と異なる字様にて「[至正辛卯孟春重校]」記あり 至正校記より1行を隔て,6格を低し亜形無界,「崇化余志安/刊于勤有堂(楷書)」牌記あり
「故唐律疏議目録/(低3格)<唐太尉楊州都督監脩國史上柱國趙國公>長孫<無忌>等撰」,巻7以下4行を刪去して空3行並に尾題を貼補す 「進律表疏」,唐永徽4年長孫無忌等,「<臣無忌>等言/(毎節改行、低1格附注、中略)永/徽四年十一月十九日進/ 永徽唐髙宗年號也」(闕第16張,第17,15張錯綴)
巻首故唐律疏議巻第一/ <太尉楊州都督監脩國史上柱國趙國公>長孫<無忌>等撰/ >名例一(跨行)< 凡七條/(有注)/(低3格)五刑/(小目)/笞刑五」,律文毎章改行,句下夾注(小字双行),接行低1格「疏議曰」「問曰」「答曰」「註」(墨囲陰刻)下に疏議を附す,また毎巻本文末より行を改め「釋文/(低5格)<奉訓大夫江西等處行中書省檢校官>王<元亮>重編」(巻1),「釋文」(巻2以下)等を附す,巻1,【第2冊】巻2至3,【第3冊】巻4至5,【第4冊】巻6
四周双辺(19.5×13.0cm),12行24字,爛柔柳体,版心,小黒口(接外周),双線黒魚尾(不対向),上尾下題「唐律幾」,下尾下張数
巻尾「故唐律疏議巻第幾」
纂例,元王元亮,「>名例<(空3格)<奉訓大夫江西等處行中書省檢校官>王<元亮>撰」 纂例序,元泰定2年劉有慶,低2格「(上略)余請/以此爲唐律纂例序泰定二年乙丑秋七月下弦/日眉山劉<有慶>謹序」
進唐律表の途中まで朱筆にて標点あり,間〻胡粉墨書校改書入,朱墨破損鈔補あり,表疏首,纂例末に単辺方刻陽刻「姑蘇/吳岫/家臧」朱印記,首に同「佐伯矦毛利/髙標字培松/臧書画之印」朱印記,毎冊首及び目録首に同「祕閣/圖書/之章」①,毎冊首に同「紅葉山本(楷書)」朱印記,毎冊首に同「大學校/圖書/之印」朱印記を存す
来歴志著録本,同版早印本の柳貫序末に「至順三年壬申五月印」記あり